不動産投資に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。投資金額が大きい、リスクが高そう、難しそう、などのイメージが一般的でしょう。そこでこのページでは、不動産投資におけるリスク回避の方法や、利益確保のための着実な方法などについて解説します。
着実に利益を得るためのルール
不動産投資はギャンブルではありません。直感や気分ではなく、ある程度の根拠に基づいて、戦略を立てて投資することが大前提になります。とはいえ、その根拠をどこから探れば良いのか、最終的にどのような戦略を立てるべきなのか、知識や経験がないと判断に困るでしょう。
そこで最初に意識すべきポイントは以下の通りです。
・リスク分散する
・専門家のアドバイスを聞く
リスク分散について詳しくは後述します。また専門家のアドバイス自体は多岐に渡りますが、シンプルにまとめると上の二つに集約されます。専門家のアドバイスを聞く方法は複数ありますが、たとえばインターネットでの情報収集、個別面談への申し込みなどが挙げられます。
インターネットでの情報収集も専門家のアドバイスなのか?と疑問を持たれるかもしれませんが、インターネット上に情報を出しているのは主に専門家です。
そのためインターネット上でも専門家が出している有力な情報が得られるのですが、インターネットでの情報収集には問題点もあります。
インターネットの情報の問題点
インターネットで検索すれば不動産投資に関するいろいろな情報が手に入ります。そして、不動産投資においてインターネットは必須のツールです。中には有力な情報もあるのですが、残念ながら以下のような問題もあります。
・本当に信頼できる情報なのかがわからない
・情報が多すぎて取捨選択が難しい
・最新の情報でない可能性が高い
・本当に有力な情報は専門家があえてネット上に出さないことがある
本当に信頼できる情報なのかがわからない
まずインターネット上には様々な情報が氾濫しています。不動産投資に関してあえて嘘の情報を流すケースは少ないと思いますが、本人が意図せず誤った情報を発信してしまっているケースは多々あるでしょう。
匿名で誰でも情報を出せるので、第三者の視点が入る余地がないこともあります。本人の思い込みでそのまま情報が世に出てしまいますが、たとえばこれに基づいて投資をした結果損をした、といったことになっても自己責任です。
情報の発信者が責任を取ってくれるわけではありません。
情報が多すぎて取捨選択が難しい
リスクを避けるためには情報の取捨選択を行う必要があるのですが、インターネット上の膨大な情報を取捨選択するのは難しいでしょう。
検索結果の上の方に出てくる情報だからといって、絶対に信頼できるというわけではないのです。いくらGoogleでも、不動産投資に関する記事の内容をすべて評価して、適正に順位付けすることはできません。
最新の情報でない可能性が高い
ネットで検索した際、情報が新しい順に表示されるわけではありません。
更新日付などを見ればある程度のことはわかりますが、ページの中の情報をほとんど書き変えず、少し気になった個所だけを書き換えた結果最新の情報のように表示されてしまっている、といったこともあります。
古い情報に基づいて不動産投資を行っても、失敗する可能性が高くなります。
本当に有力な情報は専門家があえてネット上に出さないことがある
不動産投資において、資金力が同じなら、成功と失敗を分けるのは情報です。情報がすべてと言っても過言ではないでしょう。専門家はこのことをわかっているので、あえてネット上に無料で情報を配布せず、非公開で開示しているケースがあります。
たとえば個別面談に来られた方だけに詳しい情報を開示する、といったことです。これは情報の秘匿性を守るためでもあるのですが、情報の勘違いを防ぐ目的もあります。
たとえばネット上に情報を出した場合、受け手がどのような行動を取るか完全には予測できません。専門家にとっても信用問題になるので、間違った解釈をされてその評判が広まると困るのです。
個別面談では面と向かってきちんと情報を伝えることが可能で、また参加者側からも質問等のアクションがあります。これにより認識の齟齬を解消できるため、専門家も安心して情報を提供しやすいのです。
不動産投資は大きなお金が動くため、その人の人生を変える可能性も高いです。この責任を考えると、専門家も安易な気持ちでネット上に情報を出すのは難しく、結果的に無難な情報が中心になってしまいます。
リスク分散の基本
リスク分散の基本は様々な種類や方法を検討することです。具体的には以下のようになります。
・駅からの距離を検討する
・購入地域を別の場所にする
以上のような方法があります。そして、複数のやり方を意識しつつ投資することが重要です。
駅からの距離を検討する
駅との距離は、不動産において重要なファクターの一つとなっています。通常駅との距離が近い物件が、通勤に便利などの理由から有利です。しかし、中には「遠くても勤務場所に近ければ問題ない」「電車は使わないので関係ない」といった顧客もいますので、様々な距離の物件を検討するのも一つの手です。
購入地域を別の場所にする
地域を異なる場所にすることは、東京で不動産投資を行う上で特に重要です。もっとも地域を分けると言っても、たとえば絶対に別の区域で購入しなければならない、というわけではありません。
災害を考慮すると遠距離に分散させた方がリスクが低いのですが、分散させ過ぎると管理が面倒になることも考えられます。そのため必ずしも遠距離にする必要はないのですが、たとえば同じ駅でも北側と南側で分ける、などの分散は最低限必要です。
とはいえ一つの駅に二つ以上の不動産を購入することにもリスクがあり、たとえば都市開発の影響で価値が下落するようなことも多々あります。都心部は特に人口が集中しているため、特定の駅にこだわる理由はないでしょう。
複数の駅に分散させて不動産を購入するとリスク分散になります。都内在住の方が都内に不動産を所有するような場合、管理しやすいという点は大きなメリットです。
一つの不動産に集中するのが絶対NGなわけではない
一つの不動産にのみ投資する、というケースも少なくはありません。そして、これが間違いというわけでもありません。ただし重要なポイントがあって、それは一つの不動産投資で絶対に成功するとは思わないことです。
リスク分散しておけば、一つの不動産は失敗したけれど、他の複数の不動産でカバーできた、といったことがあります。しかし一つの不動産に絞るとそれがプラスになるかマイナスになるかは分からないので、自分のポートフォリオ全体で不動産投資に依存しないスタイルが好ましいでしょう。
他の投資も行っていたり、そうでなくても安定的な収入を持っている、などの基盤が必須です。不動産投資で成功できるのがベストですが、100%の保証はありません。
成功するために行動しつつ、失敗する場合も考えて、それで生活が破綻するなどのことがないよう考える必要があります。
まずは個別面談へ
実際に不動産を購入するとなると、入居者の募集など不動産屋の協力が不可欠です。また情報収集を行う上でも、一度専門家の意見を直接聞いているかどうかによって質が変わってきます。
不動産投資がどのようなものか知る、自分で考えて判断するための土台となる知識を身に付ける、などのメリットが得られるので、ぜひ個別面談にお越しください。