家賃が上がる街には共通点があった!2025年の人気エリアを徹底分析

【はじめに】なぜ今「家賃上昇エリア」が注目されるのか

2025年の不動産市場では、「家賃上昇エリア」と「家賃が横ばい・下落するエリア」の二極化が
一段と進むと予想されています。
とくに都心部では、再開発やインフラ整備によって居住ニーズが急拡大しており、
投資家や借り手の動きが活発化しています。

では、「家賃が上がる街」にはどんな共通点があるのでしょうか?
本記事では、2025年の不動産市場動向を踏まえ、家賃上昇エリアの特徴と注目の街を徹底分析します。

家賃が上昇する街の3つの共通点

家賃上昇エリアには、データ的にも明確な「共通点」が存在します。主な3つのポイントを見ていきましょう。

① 再開発・駅周辺整備が進んでいる
2024〜2026年にかけて、東京都心では再開発プロジェクトが集中しています。
代表例としては、
・渋谷桜丘口地区の再開発
・高輪ゲートウェイ周辺の街づくり
・池袋西口再開発
などが挙げられます。

こうしたエリアでは、オフィス・商業施設・住宅が一体化し、「職・住・遊」が融合した街づくりが進行中。
結果として、利便性の向上 → 居住ニーズの上昇 → 家賃上昇という好循環が生まれています。

② 若年層人口が増加している
家賃の上昇には「需要側」の動きも大きく関係します。
国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、都心回帰の傾向は依然として強く、
特に20〜30代の単身層が都内の交通利便性の高いエリアを選ぶ傾向が顕著です。

リモートワークの普及で「通勤のための立地選び」は弱まりつつも、
・カフェ・飲食店などの生活利便性
・駅近・セキュリティなどの安心感
を重視する動きが強まり、“ライフスタイル重視型”の街が家賃上昇を後押ししています。

③ コンパクト物件が人気
近年は、物価上昇や住宅ローン金利の影響から「購入より賃貸」を選ぶ層が増加中。
その結果、駅近・築浅・1R〜1LDKのコンパクト物件に人気が集中しています。

供給が限られる中で、特に都心部ではワンルーム家賃の上昇率が前年比+3〜5%というデータも。
家賃の上がる街では、こうした「供給不足のセグメント」に共通点が見られます。

【注目エリア①】品川(港南・高輪ゲートウェイ周辺)

●リニア開業が変える都市構造
2027年開業予定の「リニア中央新幹線」の始発駅となる品川では、すでに再開発が進行中。
「品川開発プロジェクト(品川駅北周辺地区)」では、オフィス・ホテル・住宅・商業施設が
一体となった新都市が誕生予定です。

●家賃上昇データ
2024年比で+6〜8%の上昇傾向。
特に港南エリアでは単身向け1LDKの賃料が30万円を超える物件も登場しています。

●上昇要因
・リニア・新幹線・空港アクセスの三拍子
・大手企業の本社移転
・品川〜田町間の再開発進展

今後3年以内に最も家賃上昇が見込まれる都内屈指のエリアといえます。

【注目エリア②】池袋西口〜要町エリア

●再開発で“新しい池袋”に
池袋駅西口エリアでは、「ハレザ池袋」「東京建物ブリリアタワー池袋」などの大型複合開発が進行中。
文化と商業が融合した街づくりが進み、若者・クリエイター層が集まっています。

●家賃トレンド
2023年→2025年の2年間で平均+5%前後の上昇。
特に新築マンションでは1Kでも12〜14万円台が主流になっています。

●人気の理由
・再開発による街の明るさ・安全性アップ
副都心線・丸ノ内線など複数路線アクセス
西口〜要町にかけてカフェやアート拠点が増加

文化性と利便性の両立が家賃上昇を牽引しています。

【注目エリア③】武蔵小杉(川崎市中原区)

●再開発後も伸び続ける人気
2010年代に大規模再開発が完了した武蔵小杉は、今もなお高い賃貸需要を維持。
「渋谷・新宿・東京駅へ20分圏内」というアクセスの良さに加え、街全体の整備度が高いのが特徴です。

●家賃推移
2024年比で+3〜4%の上昇。
特にファミリー向け2LDK以上の物件では、共働き世帯の流入で賃料が高止まりしています。

●上昇の背景
・教育・医療施設の充実
タワーマンション需要の継続
周辺地価の安定上昇

“住みたい街ランキング常連”の地位を維持しながら、堅実な上昇が続く安定エリアです。

【注目エリア④】浅草・蔵前エリア(台東区)

●下町×新文化の融合
「蔵前」はここ数年、“東京のブルックリン”と呼ばれるほど人気急上昇。
古い倉庫をリノベしたカフェやホテルが増え、国内外の若者・クリエイター層が集まっています。

●家賃動向
築古ワンルームでも10〜12万円台、築浅では15万円超も。
2025年は観光再開の影響もあり、賃貸需要が再び拡大すると見られます。

●成長ポイント
浅草・上野・秋葉原など観光圏内
リノベ物件のブランド化
サブカルチャーと観光の融合

“暮らせる観光地”という新価値が家賃を押し上げているのが特徴です。

【注目エリア⑤】中野〜東中野エリア

●再開発で街が再構築
中野駅周辺では、「中野サンプラザ跡地再開発」が進行中。
大型ホールやホテル、商業施設が一体化した“新中野”が2028年頃に完成予定です。

●家賃上昇率
2024年比で+4%前後。
単身者・共働きカップルの人気が高く、駅徒歩5分圏内の築浅物件は賃料が20万円を超えるケースも増加中。

●注目ポイント
新宿まで中央線で1駅
商店街・カフェなど生活利便性が高い
クリエイター・若者層の流入継続

「下町感と都心アクセスの融合」で、賃貸・投資どちらにも優れたポテンシャルを持つエリアです。

【まとめ】家賃上昇エリアは“都市成長の証”

家賃が上がる街には、共通して「再開発・人口流入・生活利便性」という3要素が存在します。
2025年の注目エリアは、いずれも街の成長とともに賃貸需要が拡大している地域です。

・品川:リニア効果で首都圏の新中心地へ
・池袋西口:文化と利便性の再評価
・武蔵小杉:成熟エリアながら堅調上昇
・蔵前:ライフスタイル重視層に人気
・中野:再開発で“住みたい街”復権

これらの街は「家賃上昇=資産価値上昇」が期待できるため、
投資・住み替えのどちらでも“将来性の高い選択”になるでしょう。

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